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県教委、セクハラ・性暴力抑止に向け懲戒基準改正 具体的記述増やす(朝日新聞 7月7日)
 
〇奈良県教育委員会は6日、教職員の懲戒処分の基準改正案を全会一致で可決した。
職場でのセクハラ行為や子どもへの性暴力について、何が懲戒に該当するか、具体的な記述を大幅に増やした。
7日から適用される。
 
〇職場のセクハラは今回初めて独立した項目を設けた。
職場の上下関係に基づく影響力のもとで性的な関係を強いた場合や、
被害者側がストレスを蓄積させて精神疾患を患ったときは、「免職または停職」とした。
これまでセクハラ行為による免職は繰り返し行った場合に適用されると明記されていたが、具体性に乏しい内容だった。
 
〇子どもへの性暴力については以前から「免職」と規定されていたが、
今回の改正で「18歳未満の者に性交をした」「わいせつな行為をしたり、させたりした」
「児童買春・児童ポルノ法違反にあたる行為をした」「性的な部位に触る」など、具体的に記述した。
 
〇教職員課によると、県内の過去5年の教職員の懲戒免職は13件で、うちわいせつ事案は5件。
東村耕作課長は「何が懲戒処分にあたるか、明確化することで抑止効果につながれば」と話した。
 
〇このほか、機密データの紛失や違法薬物の譲渡、
スピード違反など悪質な交通違反も懲戒の対象として明記された。(机美鈴)

https://www.asahi.com/articles/ASR766WG2R76POMB00G.html

◇この懲戒処分の基準改正の記事を読んで、皆さんは、何を感じただろうか。
私は、非常に残念な気持ちになった。
こんな具体的な記述にしなければ、抑止にならないのか。
私たち大人の創造力は、どうなっているのか。
しかし同時に、時代が求めているんだから、仕方がないんだなとも思った。

◇なぜ、教師という職業を選択して、このような子どもに対する性暴力をしようとする人間がいるのか。
生活日を稼ぐ手段として、教師という職業を選択しているだけだからか。
それにしては、この仕事は、重たい仕事だ。
子どもの将来に大きく影響を残す可能性がある。
だからこそ、倫理的にも、人格的にも、高いものが求められるし、高くなろうと努力をする義務を負うはずだ。
このような覚悟をもってほしいと思うし、そうなってほしい。
そう思うのは、回顧主義的に過ぎるのだろうか。

◇一職業として、教師になるという選択で良いとは思うが、
その仕事内容には、教師としてやるべきこと、やってはいけないこと、
若い人の見本にならなければならないことがあるのだと思って、なってほしい。
自分の個人的な嗜好だけで、教師という職業はなるものではない。
ということだけは、知ってほしい。