どんどん学校の形が変化していく中、私たちは、何かをしなければならないのではないか

鎌倉市の不登校特例校、全国初「分校型」に 教員手厚く、25年開校(朝日新聞 11月16日)
 
鎌倉市教育委員会は15日、2025年4月開校に向けて準備を進めている不登校特例校について、全国初の「分校型」で設置すると発表した。
分校型にすることで管理職も含め教員を手厚く配置できる見込みだという。

不登校特例校は、不登校のこどもたちが特別なカリキュラムで学べる。
「分校型」のほかに、特例校が独立した「本校型」、通常の学校の分教室として設けられる「分教室型」がある。
文部科学省によると、全国にある24校(公立14校、私立10校)のうち、15校が本校型、9校が分教室型だという。

市教委によると、これまで市立御成中学校の分教室として検討してきたが、より充実した教育環境をめざして分校に切り替えたという。

場所は鎌倉市由比ガ浜3丁目を予定し、3学級を設ける。通常の中学校より授業時間を減らし、それぞれのペースに合わせた柔軟な教育課程を編成するほか、不登校児童生徒を対象とした探究学習プログラム「かまくらULTLAプログラム」の要素を採り入れた新教科を導入することも検討している。入学・転入方法などは検討中だという。

https://www.asahi.com/articles/ASRCH73DLRCHULOB00L.html

どんどん学校の形が変わっていく。子どもたちの実情に合わせて、どんどん学校教育が変わっていくのだが、それに伴って、私たち大人も、どう子どもを、それも社会の子どもを、地域の子どもを育てていけば良いのか。ここを考えないといけないのではないか。

子どもたちを、社会の構成メンバーとして大人にしていくことこそが学校教育なのだが、その学校が、子どもたちの実態に対応して、(迎合している面もあると思うが)変わっていくのであれば、それは、社会の大人、地域の大人として、子どもたちに接する私たちも何かを変えなければならないのではないか。
この議論を社会の中でしなければならないはずだ。学校の変化だけに任せておくことは出来ない。私はそう思うが、皆さんはどう思うだろうか。