こんなことがまかり通ってよいのだろうか?!

名古屋市教育委員会の金品授受問題 外部の調査チームが中間報告を3月29日に公表へ(CBCテレビ 3月20日)
 
〇名古屋市教育委員会が教員の団体から金品を受け取っていた問題で、
外部の有識者による調査チームは、3月29日に中間報告を公表する方針を明らかにしました。

〇名古屋市教育委員会は小中学校の教員でつくる団体から毎年、校長などに推薦する教員の名簿とともに、
200万円を超えるとみられる金品を受け取っていました。

〇市は2月、外部の有識者を加えた調査チームを立ち上げ、
受け取った金品の総額や使い道のほか、人事に影響があったかなどについて調べていますが、
これまでの調査で分かったことを3月29日に中間報告として公表すると明らかにしました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/25985b40f991b719c487b8e9287b20db7478d5e1

この事件は、名古屋市だけのことなのだろうか。
もしかしたら、全国で、このようなことが起こってはいないか。
教員が校長を推薦するということもおかしなことだが、教員の団体が、教育委員会に圧力団体として存在し、
なおかつ、人事権のある教育委員会に賄賂を贈って、団体の意向を通そうとするなんてことがあってよいのだろうか。
公務員として、どう考えているのか。
それも、子どもに社会のルールを教え、生きる術を身に着ける学校の教師が。
昨今の政治家と全く同じなのではないか。

教育委員会にまつわる事件を見聞きする度に、ここには深い闇があるように思う。
いじめの隠蔽然り、教員をかばう対応然り、一般では考えられないことが数多くあったが、
それは、この事件に何か関連があるのではないだろうか。そう思ってしまうほどの酷いものだ。

学校で事件が起こると、教育委員会が、いつも当初は何かを隠蔽する。
なぜ、教員や校長をかばうのか。そう思っていたが、このような構造があれば、納得がいく。
教員の団体が、教育委員会に一定の圧力をかけていたら。
名古屋市だけのことかもしれないが、普通に考えれば、他でも同じようなことは起こり得ることだ。
全国でこのようなことがないのか、この機会に、ぜひ、文科省には調査してほしい。
これでは、日本の教育は、腐ってしまいかねない。
内輪で何事も処理するようになっているのだから。